前回の続きの日記です
「その後アントニオ・エル・ピパのバイレが出てきた。
手のひらが顔より大きくうちわのようで、腕が脚より長く、
身体もみんなより頭1つ分大きく、なんだか迫力があった。
やっぱりヘレス出身だけあって、
テクニックとか振りのかっこよさとかではない
アイレとグラシアがあった。
その次はチョコラーテ。
マラゲーニャがこの日いちばん泣けた。
他にもタランタとかファンダンゴとか、難しめの歌が続き、
盛り上がっているのは地元の筋金入りの
アフィシオナードのオヤジばかりだった。
ちょっと長かったけど厚みのある安定した声で私は好きだ。
最後はマカニータ。バリバリのフラメンコあねごという感じ。
それにしてもあんな小さな町にこれだけの大物が来る
野外フラメンコ大会なんて、いかにもスペインぽくてうれしい。
帰りはなかなかタクシーがつかまらなかったので、
次回はTELを控えておこう。」
私はヘレスの踊り手が好きです。
作り込まれた舞台よりも、自然発生的なブレリアなどを観ると
ぞくぞくすると同時に、フラメンコを遠く遠くに感じて
打ちのめされることもしばしば。。。
でも、スペイン人でもみんながみんなフラメンコの中で
育っているわけではないし、
日々の生活を大事にしながら自分の内側からあふれるものを
フラメンコにしていけたらいいなと思っています。
踊ることだけがフラメンコじゃない。
踊るだけでフラメンコを追求しようとしたら、それはテクニック的には
素晴らしいものになると思うけれど、ちょっと息苦しいものに
なっちゃうんじゃないかな。
なんてエラそうに言う前に、私はもっと基礎をちゃんとやらないとね。
言うは易し。
とりあえず今月はブエルタ強化月間@クーラーの効いたリビング。